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運営管理難易度: 易

中小企業診断士 一問一答|運営管理 第299問

問題

粗利益率と商品回転率の積で表される指標を何というか?

選択肢

  1. 1交差比率
  2. 2坪効率
  3. 3営業利益率
  4. 4損益分岐点比率

正解

1. 交差比率

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解説

正解は交差比率です。これは「粗利益率×商品回転率」で計算される指標で、お店が在庫に投じたお金(投下資本)から、どれだけ効率よく利益を生み出しているかを測るものさしです。値が高いほど、少ない在庫で効率よく稼いでいることを意味します。 この指標の便利なところは、2つの異なる力をかけ合わせて総合評価できる点にあります。粗利益率は「1回売れたときにどれだけ儲かるか」(利幅)、商品回転率は「在庫がどれだけ頻繁に売れて入れ替わるか」(売れ足の速さ)を表します。たとえば、利幅は薄くても飛ぶように売れる商品(低粗利・高回転)と、めったに売れないが利幅の大きい商品(高粗利・低回転)は、どちらが効率的か単純には比べられません。そこで両者をかけ合わせた交差比率を使えば、「利幅×回転」の総合点で公平に比較でき、どの商品やカテゴリーが効率よく利益を稼いでいるかが見えてきます。商品構成や仕入れの判断によく使われます。 他の選択肢との違いを押さえましょう。坪効率は売場1坪あたりの売上高(場所の効率)、営業利益率は売上に対する営業利益の割合、損益分岐点比率は売上が損益分岐点にどれだけ近いかを示す安全性の指標です。いずれも「粗利益率と回転率の積」で在庫の利益効率を測る交差比率とは、見ている対象が異なります。なお、似た指標のGMROI(商品投下資本粗利益率)は粗利益額を原価ベースの平均在庫高で割るもので、売価ベースの商品回転率を使う交差比率とは分母の取り方が異なる別の指標です。

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