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経済学・経済政策難易度:

中小企業診断士 一問一答経済学・経済政策 第306問

問題

正の外部性がある場合、市場均衡と比べて生産量はどうなるか?

選択肢

  1. 1過小になる
  2. 2過大になる
  3. 3最適になる
  4. 4変わらない

正解

1. 過小になる

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解説

正の外部性とは、ある人の消費や生産が、対価のやり取りなしに周りの人にもよい影響を与えることです。代表例が教育やワクチン接種です。あなたがワクチンを打てば自分が守られるだけでなく、周囲への感染も減って社会全体が助かります。ところが本人は「自分にとっての得」しか考えて行動を決めないため、社会にとって本当に望ましい量よりも少ししか需要・供給されません。これが「正の外部性があると生産量は過小になる」という結論です。 グラフで言うと、社会的便益(みんなにとっての価値)が私的便益(本人にとっての価値)を上回っているのに、市場は私的便益にもとづいて取引量を決めてしまうため、最適な水準まで届かないのです。逆に公害のような負の外部性の場合は、本人が負担しない迷惑を周りにまき散らすので、社会的に望ましい量より過大に生産されます。この過小供給を是正する手段が補助金で、教育補助やワクチンの公費負担はまさに正の外部性を内部化して生産量を最適に近づける政策です。「正なら過小、負なら過大」とセットで覚えると外部性の問題は整理しやすくなります。

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