問題

選択肢
- 1コースの定理に従えば、生産量は m となる。
- 2自由放任の活動下で生産量が n のときに発生している死重損失は C + D である。
- 3ピグー課税が導入されると、企業 R の余剰は A + B になる。
- 4ピグー課税が導入されると、政府の税収は B + C + D となる。
正解
1. コースの定理に従えば、生産量は m となる。
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解説
外部不経済と政策手段の問題。図中で、私的限界費用と社会的限界費用との垂直差が外部費用。社会的最適生産量は価格=社会的限界費用で決まり、m(社会的MCと価格eの交点)。自由放任では私的MC=価格eで生産量nが決まり、過剰生産(n>m)となる。コースの定理:取引費用ゼロで権利が定義されていれば、交渉により外部性問題は効率的(パレート最適)に解決される。被害者が企業Sのみで交渉可能なので、コースの定理に従えば最終的に社会的最適のmで生産が行われる。よってア正が正解。イ誤:自由放任の死重損失はnでの社会的MCと私的MCの差の三角形でC+Dの組み合わせでは表せない(通常は△abd=Dあるいは小さな三角形)。ウ誤:ピグー課税後の企業余剰は税控除後でA(小さくなる)。エ誤:政府税収は単位税×生産量(mでの私的MCと社会的MCの差×m)で、B+C+Dとは限らない。コースの定理とピグー税の理解が問われる。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成26年度 中小企業診断士1次試験 経済学・経済政策 第20問)
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