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経営法務難易度: 標準2026年度

中小企業診断士 予想問題|経営法務 第128問

問題

取締役の第三者に対する責任に関する記述として最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1取締役がその職務を行うについて悪意又は重大な過失があったときは、その取締役は第三者に対して損害賠償責任を負う
  2. 2取締役の第三者に対する責任は、軽過失の場合にも認められる
  3. 3取締役の第三者に対する責任は、取締役退任後は一切追及されない
  4. 4名目上の取締役には、第三者に対する責任は生じない

正解

1. 取締役がその職務を行うについて悪意又は重大な過失があったときは、その取締役は第三者に対して損害賠償責任を負う

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解説

取締役がその職務を行うについて悪意又は重大な過失があったときは、当該取締役は、これによって第三者に生じた損害を賠償する責任を負います(会社法429条1項)。イは誤りで、軽過失では責任は生じません(悪意又は重過失が要件)。ウは誤りで、在任中の行為について退任後も責任追及される可能性があります。エは誤りで、判例上、名目上の取締役(登記簿上の取締役)であっても、監視義務の懈怠として第三者に対する責任が認められることがあります。中小企業では名義貸しの問題が生じやすく注意が必要です。

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