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財務・会計難易度:

中小企業診断士 一問一答財務・会計 第328問

問題

EBITDA(利払い前・税引前・償却前利益)の意味として正しいものはどれか?

選択肢

  1. 1営業利益+減価償却費
  2. 2当期純利益−減価償却費
  3. 3売上高−変動費
  4. 4経常利益+特別損失

正解

1. 営業利益+減価償却費

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解説

EBITDAは、簡易的には営業利益+減価償却費で計算されます。これが正解です。EBITDAはEarnings Before Interest, Taxes, Depreciation and Amortizationの略で、文字どおり利息・税金・減価償却を差し引く前の利益、つまり本業が生み出すおおまかなキャッシュ稼得力を表す指標です。 なぜわざわざ減価償却費を足し戻すのか。減価償却費は現金が出ていかない費用(非資金費用)なので、これを利益に加えると、本業でどれだけの現金を稼げているかに近い数字になります。また、利息は資金の調達方法(借入が多いか少ないか)、税金は国によって税率が違い、減価償却は設備投資のタイミングや償却方法で大きくぶれます。これらを取り除くことで、財務構成・税制・会計方針の違いをならし、国や業種をまたいだ企業同士の収益力を比較しやすくなります。だからM&Aの企業価値評価などで、買収価格をEBITDAの何倍か(EV/EBITDA倍率)といった形で頻繁に使われます。「当期純利益−減価償却費」は、本来足し戻すべき減価償却費を差し引いており誤りです。売上高−変動費は限界利益、経常利益+特別損失はEBITDAとは無関係な計算です。

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