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経済学・経済政策難易度:

中小企業診断士 一問一答経済学・経済政策 第337問

問題

価格が下落した財の消費を増やす効果(相対的に安くなった財に切り替える効果)を何というか?

選択肢

  1. 1代替効果
  2. 2所得効果
  3. 3乗数効果
  4. 4波及効果

正解

1. 代替効果

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解説

ある財の価格が下がると、その財は他の財に比べて相対的に割安になります。すると消費者は、割高になった他の財を減らして、安くなったその財へと消費を振り替えます。この乗り換えの動きを代替効果といいます。たとえば牛肉が安くなれば、豚肉や鶏肉を買う代わりに牛肉を多めに買うようになる、というのが代替効果のイメージです。 代替効果の重要な性質は、必ず価格と逆方向に働くという点です。価格が下がればその財の需要は代替効果によって必ず増え、価格が上がれば必ず減ります。これは例外がありません。価格変化が需要に与える全体の効果は、この代替効果と、もう一つの所得効果に分けて分析できます。所得効果とは、価格が下がって実質的に使えるお金が増えたことによる需要の変化のことで、正常財ならプラス、劣等財ならマイナスに働きます。通常の財では代替効果と所得効果が同じ向きに働いて素直に需要が増えますが、劣等財で所得効果が逆向きに大きく働くと両者がせめぎ合い、極端な場合には価格が下がっても需要が減るギッフェン財という例外が生じます。乗数効果や波及効果はマクロの所得連鎖を指す別概念で、ミクロの代替効果とは無関係です。

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