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経済学・経済政策難易度:

中小企業診断士 一問一答経済学・経済政策 第338問

問題

ある生産要素を1単位増加させたとき増加する生産量を何というか?

選択肢

  1. 1限界生産物(MP)
  2. 2平均生産物(AP)
  3. 3総生産物(TP)
  4. 4限界費用(MC)

正解

1. 限界生産物(MP)

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解説

労働や資本などの生産要素を1単位だけ増やしたときに、生産量がどれだけ増えるかを示すのが限界生産物(MP)です。たとえば工場で働く人を1人追加したら製品が10個多く作れた、というときの「追加の10個」が労働の限界生産物です。生産に投入を1単位足したときの見返り、と考えると分かりやすいでしょう。 この限界生産物には収穫逓減の法則という重要な性質があります。最初のうちは人を増やすほど効率よく生産が伸びますが、ある点を超えると、追加1人あたりの貢献分(限界生産物)はだんだん小さくなっていきます。固定された機械や工場スペースに対して人ばかり増やしても、一人ひとりの作業効率が落ちていくためです。狭い厨房に料理人を詰め込みすぎると、かえって動きにくくなる様子を想像すると腑に落ちます。混同しやすい平均生産物(AP)は総生産量を投入量で割った1単位あたりの平均的な生産量で、「追加分」を見る限界生産物とは別物です。総生産物(TP)は投入から生み出される生産量の総量、限界費用(MC)は生産を1単位増やすときに増える費用で、生産量の増分を見る限界生産物とは概念が異なります。なお限界生産物が減っていくこと(逓減)が、限界費用が増えていく理由にもつながっています。

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