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経済学・経済政策難易度:

中小企業診断士 一問一答経済学・経済政策 第341問

問題

対価を支払わずに公共財の便益を享受する行為を何というか?

選択肢

  1. 1フリーライダー(ただ乗り)
  2. 2モラルハザード
  3. 3逆選択
  4. 4レントシーキング

正解

1. フリーライダー(ただ乗り)

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解説

対価を一切払わないのに、公共財から得られる便益だけはちゃっかり享受してしまう人やその行為をフリーライダー(ただ乗り)といいます。たとえば、ある地域の防犯活動や花火大会、国防や一般道路などは、お金を出していない人でもその恩恵を受けられます。すると「自分が払わなくても誰かが負担してくれて、自分も利用できる」と考える人が出てきて、誰も進んで費用を負担しようとしなくなります。 この問題が起きる根本原因は、公共財がもつ非排除性、つまり対価を払わない人を利用から締め出すことが難しいという性質にあります。映画館なら入場料を払わない人を入れないようにできますが、すでに灯っている街灯の光を、料金を払わない通行人だけ遮るのは不可能です。だからフリーライダーが横行し、市場に任せると公共財が必要量より少なくしか供給されない、という市場の失敗が生じます。これを解決するため、税金で強制的に費用を集めて政府が供給する、という仕組みが取られるわけです。混同しやすいモラルハザードは契約後に行動が見えないことで生じる問題、逆選択は契約前の情報の非対称性による問題、レントシーキングは規制などで生じる利益を求めて企業が政治へ働きかける行為で、いずれも公共財へのただ乗りを指すフリーライダー問題とは別の概念です。

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