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企業経営理論難易度:

中小企業診断士 一問一答企業経営理論 第351問

問題

後から市場に参入する企業が得る優位性を何というか?

選択肢

  1. 1後発優位性(レイトムーバーアドバンテージ)
  2. 2先発優位性
  3. 3ネットワーク効果
  4. 4学習効果

正解

1. 後発優位性(レイトムーバーアドバンテージ)

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解説

後発優位性(レイトムーバーアドバンテージ)とは、市場を切り拓いた先発企業のあとから参入する企業が、むしろ有利に戦える状況を指します。一番乗りが常に得とは限らないのがポイントです。 たとえば、先発企業が多額の費用をかけて市場を教育し「こういう商品は便利だ」と消費者に認知させてくれた後なら、後発企業は宣伝コストを抑えて美味しいところだけ刈り取れます。先発の失敗(売れなかった機能・つまずいた技術)を観察して避けられますし、技術や顧客ニーズが固まって不確実性が下がった頃に、ゼロから開発するより安い模倣コストで似た製品を出せます。家庭用ゲーム機やスマホ決済で、後から来たプレイヤーが先行者を抜いた例は珍しくありません。 これに対し先発優位性は逆の発想で、いち早く参入して特許・ブランド・規模を押さえる利点です。ネットワーク効果は利用者が増えるほど価値が高まる現象、学習効果(経験曲線効果)は累積生産量が増えるほど単位コストが下がる現象で、いずれも参入の早い遅いそのものを論じる概念ではありません。

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