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経営情報システム難易度: 標準

中小企業診断士 一問一答経営情報システム 第365問

問題

オブジェクト指向で、既存のクラスの属性や操作を引き継いで新しいクラスを定義する性質を何というか?

選択肢

  1. 1継承(インヘリタンス)
  2. 2カプセル化
  3. 3多態性
  4. 4委譲

正解

1. 継承(インヘリタンス)

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解説

継承(インヘリタンス)は、オブジェクト指向プログラミングで、すでにあるクラス(親クラス、基底クラス)の属性(データ)や操作(メソッド)を、新しいクラス(子クラス、派生クラス)がそのまま引き継ぐ仕組みです。子クラスは親の機能を土台にして、足りない部分や変えたい部分だけを追加・修正すればよいので、同じコードを何度も書かずに済みます。 例えば「動物」クラスに「名前」「鳴く」という共通の性質を持たせておけば、それを継承した「犬」クラスや「猫」クラスは、共通部分を改めて書かずに、それぞれ固有の振る舞いだけを加えられます。親の財産を受け継いだうえで、自分なりに増やしていく、というイメージです。 他のオブジェクト指向の概念と区別しましょう。カプセル化は、データとその操作を一つにまとめ、外部から内部に直接触らせないよう隠す考え方です。多態性(ポリモーフィズム)は、同じ呼び出しでも対象によって違う振る舞いをさせる性質です。委譲は、ある処理を自分で行わず別のオブジェクトに任せる手法で、継承とよく対比されます。これらの中で「既存クラスの性質を引き継いで新クラスを作る」のが継承です。

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