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経済学・経済政策難易度:

中小企業診断士 一問一答経済学・経済政策 第387問

問題

消費者余剰と生産者余剰の合計を何というか?

選択肢

  1. 1総余剰(社会的余剰)
  2. 2国民所得
  3. 3付加価値
  4. 4GDP

正解

1. 総余剰(社会的余剰)

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解説

消費者余剰と生産者余剰を足し合わせたものを「総余剰(社会的余剰)」といいます。市場での取引によって、社会全体(買い手+売り手)が手にする“お得さ”の合計を表す指標で、市場の効率性を測るものさしになります。 2つの余剰の意味を確認しましょう。消費者余剰は『本当は払ってもいいと思っていた額(支払意思額)と、実際に払った価格との差』。1000円出してもいいと思った商品を700円で買えたら、300円ぶん得をした感覚、これが消費者余剰です。生産者余剰は『実際に受け取った価格と、最低限これだけは欲しかった額(限界費用)との差』で、売り手側のお得さ。この2つを合算したのが総余剰です。 重要なのは、完全競争市場の均衡(需要曲線と供給曲線の交点)では、この総余剰が最大になるという結論です。ここから価格や数量がずれると(独占・税・規制・価格統制などで)必ず取引が減り、実現したはずの余剰が失われます。その失われた部分が前出の『死荷重』です。なお国民所得・付加価値・GDPはいずれも“どれだけ生産されたか”を測るマクロの生産指標で、“取引から生まれる得の合計”を測る総余剰とは概念が異なります。

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