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経済学・経済政策難易度:

中小企業診断士 一問一答経済学・経済政策 第386問

問題

長期で利潤がゼロとなり、価格が平均費用の最小値に等しくなる点を何というか?

選択肢

  1. 1損益分岐点
  2. 2操業停止点
  3. 3利潤最大化点
  4. 4均衡点

正解

1. 損益分岐点

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解説

価格が平均費用(AC)の最小値に等しくなり、企業の利潤がちょうどゼロになる点を「損益分岐点(break-even point)」といいます。文字どおり“損も得もしない”分かれ目です。価格がこの点を上回れば黒字、下回れば赤字になります。 なぜ平均費用の最小値なのか。利潤は『(価格−平均費用)×生産量』で表せるので、利潤がゼロになるのは価格=平均費用のとき。そして企業が最も効率よく作れる点(平均費用が最小になる点)でこの価格=ACが成立するのが損益分岐点です。ここでは限界費用曲線が平均費用曲線の最低点を下から貫く、という性質もあります。 完全競争市場の『長期均衡』では、すべての企業がこの損益分岐点で操業することになります。なぜなら、利潤が出ていれば新規企業が参入して価格が下がり、損が出ていれば撤退して価格が上がるため、最終的に超過利潤がゼロになる損益分岐点に落ち着くからです。混同しやすい「操業停止点」は、価格が平均“可変”費用(AVC)の最小値に等しくなる点で、これを下回ると固定費すら回収できず操業を止めたほうがマシになる、より低い水準のライン。『損益分岐点=AC最小(利潤ゼロ)、操業停止点=AVC最小(操業中止の限界)』という上下関係で押さえましょう。

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