問題
ある製品カテゴリーにおいて、市場開拓に最初に成功したブランドは競争優位を確保することができる。これに関して、最も不適切なものはどれか。
選択肢
- 1このブランドから他へブランドスイッチすると、すでに購入した関連商品を改めて買い直すこともある。
- 2このブランドでその製品カテゴリーを初めて知った場合には、そのブランドの属性が製品選択の基準を形成しやすい。
- 3このブランドの使用体験や消費体験によって、そのブランドへのロイヤルティが形成されやすい。
- 4このブランドの持つ属性と類似の属性を持つ他社製品に接すると、その他社製品は改良された優良なものであると知覚されやすい。
- 5このブランドは消費者に長期間露出されることになるので、想起集合に入りやすい。
正解
4. このブランドの持つ属性と類似の属性を持つ他社製品に接すると、その他社製品は改良された優良なものであると知覚されやすい。
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解説
先発ブランドの属性が消費者の製品選択基準(プロトタイプ)を形成するため、それと類似の属性をもつ後発の他社製品に接しても、消費者は「先発ブランドに似た模倣品」と知覚しやすく、優良で改良された製品とはむしろ評価されにくい。エは「改良された優良なものであると知覚されやすい」とする点が先発優位の論理と逆で最も不適切。アはスイッチに伴う関連商品の買い直しコスト、イは選択基準の形成、ウは使用体験によるロイヤルティ形成、オは長期露出による想起集合への入りやすさで、いずれも先発ブランドの優位を示し適切である。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成19年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第36問)
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