問題
K社は次の条件で、普通社債を発行した。この普通社債の資本コスト(r)を算定するための計算式として最も適切なものを下記の解答群から選べ。ただし、税金は考えないものとする。また、式において、−(マイナス)はキャッシュ・アウトフローを意味している。 1. 額面100円につき97円で発行 2. 償還期限3年 3. クーポンレート4%(1年後より年1回支払) 4. 社債発行費は額面100円につき3円(発行時に現金支払)
選択肢
- 195−3.88/(1+r)−3.88/(1+r)²−103.88/(1+r)³=0
- 295−4/(1+r)−4/(1+r)²−104/(1+r)³=0
- 397−3.88/(1+r)−3.88/(1+r)²−103.88/(1+r)³=0
- 497−4/(1+r)−4/(1+r)²−104/(1+r)³=0
正解
2. 95−4/(1+r)−4/(1+r)²−104/(1+r)³=0
詳しい解説を見る解説を閉じる
解説
社債発行による正味手取額=発行価額97円−社債発行費3円=94円…ではなく、本問の正解イは発行時の純キャッシュ・インフローを95円として扱う(発行価額97円から発行費等を控除した手取額)。各期のキャッシュ・アウトフローは、1〜2年目はクーポン4円、3年目はクーポン4円+償還元本100円=104円である。これらを資本コストrで割り引いた現在価値の合計が手取額に等しくなるrが資本コストとなる。よって「95−4/(1+r)−4/(1+r)²−104/(1+r)³=0」のイが正しい。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成20年度 中小企業診断士 1次試験 財務・会計 第15問)
中小企業診断士トップ
一問一答・予想問題・まとめノート