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企業経営理論難易度: 標準2008年度

中小企業診断士 過去問企業経営理論 第28問

問題

ある製品ラインを販売しているA社は、一部の顧客の支持を得ることができた。次いで、一層の市場浸透を狙って同一製品ラインの中でのアイテムを拡大することに成功してきた。同社は、さらなる業績の拡大を目指して、別の製品ラインへの進出を狙っている。その際に、すでに成功した既存の製品ブランドを利用するかどうか検討している。これに関する記述として、最も不適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1価格帯が低い製品ラインに既存ブランドをつけると、既存ブランドのイメージが低下してしまう。
  2. 2既存の製品ブランドから生じるハロー効果を利用することによって、既存の製品ラインの顧客とは別の顧客層に訴求できる。
  3. 3従来とは別の市場に参入することになる場合、既存ブランドを活用してもマーケティング戦略を新規に構築する必要がある。
  4. 4新規ブランドを採用すると、新しい製品ラインが失敗した場合に、すでに成功していたブランドに与える影響が少ない。

正解

2. 既存の製品ブランドから生じるハロー効果を利用することによって、既存の製品ラインの顧客とは別の顧客層に訴求できる。

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解説

アは価格帯の低い製品ラインに既存ブランドを付けると、ブランドの希釈化により既存ブランドのイメージが低下しうるとする点で適切。ウは別市場参入の際は既存ブランドを活用してもマーケティング戦略の再構築が必要であり適切。エは新規ブランドを用いれば新製品ライン失敗時に既存ブランドへの悪影響を抑えられる点で適切。イはハロー効果は既存ブランドの好ましいイメージが新製品にも波及して同種の顧客層に訴求しやすくする効果であり、「別の顧客層に訴求できる」とする記述はハロー効果の趣旨と合致せず最も不適切である。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成20年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第28問)

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