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経済学・経済政策難易度: 標準2009年度

中小企業診断士 過去問経済学・経済政策 第7問

問題

次の文章中の空欄に入る最も適切なものを下記の解答群から選べ。 古典派の貨幣数量説において、「貨幣の中立性」が成り立つ場合、名目貨幣供給がn倍になれば、[  ]もn倍になる。

選択肢

  1. 1雇用量
  2. 2実質GDP
  3. 3実質貨幣供給
  4. 4実質政府支出
  5. 5物価水準

正解

5. 物価水準

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解説

古典派の貨幣数量説はフィッシャーの交換方程式MV=PYで表される。ここでMは名目貨幣供給、Vは貨幣の流通速度、Pは物価水準、Yは実質GDPである。古典派では流通速度Vは一定、実質GDP Yは労働市場で完全雇用水準に決まり貨幣量とは独立であると考える。 「貨幣の中立性」とは、名目貨幣供給の変化が実質変数(実質GDP、雇用量、実質貨幣供給など)に影響を与えず、物価などの名目変数のみを比例的に変化させることをいう。 VとYが一定のもとでMがn倍になれば、交換方程式が成立するためにはPもn倍にならなければならない。すなわち名目貨幣供給の増加はすべて物価水準の上昇に吸収される。したがって空欄には物価水準が入り、正解はオである。 (出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成21年度 中小企業診断士1次試験 経済学・経済政策 第7問)

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