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経済学・経済政策難易度: 標準2026年度

中小企業診断士 予想問題経済学・経済政策 第20問

問題

租税乗数に関する記述として最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1定額税の場合の租税乗数は-c÷(1-c)であり政府支出乗数より絶対値が小さい
  2. 2減税は可処分所得を減少させ消費を抑制するためGDPを縮小させる
  3. 3租税乗数の絶対値が政府支出乗数より小さい理由は減税の効果がすべて消費に転嫁されるためである
  4. 4比例所得税がある場合の乗数は1÷(1-c+ct)となり定額税の場合より大きくなる

正解

1. 定額税の場合の租税乗数は-c÷(1-c)であり政府支出乗数より絶対値が小さい

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解説

定額税の租税乗数は-c/(1-c)で、その絶対値は政府支出乗数1/(1-c)より小さいためアが正しい。イは減税は可処分所得を「増加」させ消費を拡大しGDPを「拡大」させるのが正しく、縮小ではない。ウの租税乗数が政府支出乗数より絶対値で小さい理由は、減税分の一部が「貯蓄」に回り消費に全額は反映されないからであり、全額消費に転嫁されるからではない。エは比例所得税は税収が所得連動で増減することで乗数を「小さく」する自動安定化効果を持ち、大きくはしない。

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