問題
当年度における次の勘定記入の空欄A〜Cに入る最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。 【受取利息勘定】 借方: 1/1 【A】 5,000 12/31 【B】 ( ) 合計 17,000 貸方: 2/1 現金 6,000 8/1 現金 ( ) 12/31 【C】 ( ) 合計 17,000
選択肢
- 1A:前期繰越 B:残高 C:次期繰越
- 2A:前期繰越 B:未収利息 C:次期繰越
- 3A:前受利息 B:残高 C:未収利息
- 4A:前受利息 B:損益 C:前受利息
- 5A:未収利息 B:損益 C:未収利息
正解
5. A:未収利息 B:損益 C:未収利息
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解説
経過勘定項目(未収利息・前受利息)と決算整理仕訳に関する問題である。受取利息勘定の借方・貸方の意味を読み取って整理する。 【受取利息勘定の構造】 受取利息は収益勘定であり、通常は貸方に発生(増加)、借方は当期分から控除する項目(前受利息への振替や前期未収の戻入)が記載される。決算時に貸方残高を損益勘定へ振り替える(決算振替仕訳)。 【借方の解釈】 ・1/1 【A】 5,000:これは「期首振戻」の仕訳である。前期末に未収利息(資産)として計上した5,000円を、当期首に戻入れる仕訳。受取利息(借方)/未収利息(貸方)。すなわち【A】は「未収利息」を意味する。 ・12/31 【B】( ):これは決算振替仕訳。当期の純額を損益勘定に振り替える。すなわち【B】は「損益」となる。 【貸方の解釈】 ・2/1 現金 6,000:当期2/1に現金で受け取った利息。 ・8/1 現金( ):当期8/1に現金で受け取った利息。 ・12/31 【C】( ):これは決算整理仕訳で当期分の未収利息を計上する仕訳。未収利息(資産)/受取利息(貸方)。すなわち【C】は「未収利息」となる。 したがってA:未収利息、B:損益、C:未収利息。よってオが正解。 【補足】 借方の1/1は、前期末に「未収利息/受取利息」として計上したものを当期首に逆仕訳して戻入れているため、借方に「未収利息」と記入される。これにより、その後現金受取時に全額収益計上しても、決算で再度未収を計上することで、二重計上を防ぐ。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成22年度 中小企業診断士1次試験 財務・会計 第3問)
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