問題
工事契約に関する会計処理として、最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1工事の進行途上においても、その進捗部分について成果の確実性が認められる場合、工事進行基準を適用する。
- 2工事進行基準では、工事が完成し引き渡した時点で収益を計上する。
- 3工事完成基準は、収益認識基準の導入後も従来と全く同じ方法で適用される。
- 4工事の進捗度は、常に経過期間の割合で測定しなければならない。
正解
1. 工事の進行途上においても、その進捗部分について成果の確実性が認められる場合、工事進行基準を適用する。
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解説
工事進行基準は、工事の進行途上で成果の確実性が認められる場合に、進捗度に応じて段階的に収益を認識する方法です。成果の確実性とは、工事収益総額、工事原価総額、決算日における工事進捗度のそれぞれを信頼性をもって見積もれることを意味します。なお、現在は収益認識に関する会計基準の適用により、履行義務の充足に応じて収益を認識する体系に統合されていますが、一定期間にわたり充足される履行義務の考え方は工事進行基準と類似しています。イは工事完成基準の説明であり、工事進行基準とは異なります。ウは不正確で、収益認識基準の導入により工事契約の会計処理にも影響がありました。エは誤りで、工事の進捗度は原価比例法(発生原価÷見積総原価)が一般的に用いられ、経過期間の割合に限定されません。
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