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財務・会計難易度: 標準2010年度

中小企業診断士 過去問|財務・会計 第8問

問題

当期の損益計算書は次のとおりである。総資本回転率が1.2回、経営資本回転率が1.4回であるとき、事業活動に使用している投下資本に対して本業から利益をどの程度生み出すことができたのかを示す資本利益率の値として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。 【損益計算書(要旨)(単位:千円)】 売上高        500,000 売上原価       307,000 売上総利益      193,000 販売費及び一般管理費 163,000 営業利益        30,000 営業外収益       7,600 営業外費用       4,200 経常利益        33,400 特別利益        1,700 特別損失        2,800 税引前当期純利益    32,300 法人税等        12,300 当期純利益       20,000

選択肢

  1. 14.8%
  2. 25.6%
  3. 37.2%
  4. 48.4%

正解

4. 8.4%

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解説

経営資本営業利益率を求める問題である。問題文の「事業活動に使用している投下資本に対して本業から利益をどの程度生み出すことができたのかを示す資本利益率」が経営資本営業利益率を意味する。 【経営資本の意義】 経営資本とは、企業の経営活動に直接投下されている資本であり、総資本から非事業用資産(建設仮勘定、投資有価証券、繰延資産など)を控除して算出される。本問では経営資本回転率を用いて経営資本を逆算する。 【経営資本の計算】 経営資本回転率=売上高÷経営資本=1.4回 したがって経営資本=売上高÷1.4=500,000÷1.4=357,143千円(約) 【経営資本営業利益率】 「本業から利益」=営業利益30,000千円 経営資本営業利益率=営業利益÷経営資本=30,000÷357,143=0.084=8.4% または別計算: 経営資本営業利益率=売上高営業利益率×経営資本回転率  売上高営業利益率=30,000÷500,000=6.0%  経営資本回転率=1.4回  経営資本営業利益率=6.0%×1.4=8.4% したがって8.4%。よってエが正解。 【補足】 総資本営業利益率=6.0%×1.2=7.2%(ウ) 総資本経常利益率=6.68%(33,400÷500,000×1.2=6.68%、ただし回転率の意味の取り方による) 総資本当期純利益率=20,000÷(500,000÷1.2)=4.8%(ア) このように複数の指標で誤った組み合わせの選択肢が用意されているが、正しい「事業活動投下資本に対する本業の利益」は経営資本営業利益率8.4%である。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成22年度 中小企業診断士1次試験 財務・会計 第8問)

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一問一答・予想問題・まとめノート

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財務・会計の関連問題

  • 第1問

    安全性分析に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  • 第2問

    A社は設備投資(取得原価2,000万円、耐用年数5年、定額法、残存価額ゼロ)を検討中。年間売上増加3,000万円、年間費用増加(減価償却費除く)2,200万円、法人税率30%の場合、年間税引後キャッシュ・フローとして最も適切なものはどれか。

  • 第3問

    A社の当期の損益データ:売上高5,000万円、売上原価3,500万円、販管費1,000万円、受取利息20万円、支払利息80万円、固定資産売却益50万円、減損損失200万円。税引前当期純利益として最も適切なものはどれか。

  • 第4問

    収益認識に関する会計基準における「履行義務の充足」について、一定の期間にわたり充足される履行義務の要件として最も適切でないものはどれか。

  • 第5問

    株式指標に関する記述として、最も適切なものはどれか。

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一問一答・予想問題・まとめノート

用語解説辞典

7科目の重要用語553語を解説

まとめノート

7科目を穴埋め2,070問で網羅

試験概要

受験者数・合格率・1次試験の構成