問題
会社を設立しようとしているあなたの友人甲と中小企業診断士であるあなたとの以下の会話を読んで、下記の設問に答えよ。なお、A〜Dの空欄には、同一語句は入らない。 あなた:「それで設立する会社の種類はどうするのかい。」 甲:「会社の種類ってなんだい。株式会社のことじゃないのかい。」 あなた:「株式会社以外にも、A、B、Cを設立することができるんだよ。」 甲:「へえ。どう違うんだい。」 あなた:「会社法上では、出資者のことを社員というんだけど、その社員の責任の内容が違うんだ。Aというのは、出資者全員が、無限責任社員といって、個人財産で限度なしに責任を負う会社で、逆に、Bというのは、出資者全員が、有限責任社員といって、出資の範囲内でしか責任を負わない会社だよ。」 甲:「へえ。そうすると、Cというのは、なんだい。」 あなた:「Cは、無限責任社員と有限責任社員と両方の社員がいる会社だよ。」 甲:「なるほどねえ。そういえば、ときどきDっていう名前も見るけどこれは会社じゃないのかい。」 あなた:「それも会社だよ。でも、平成17年に会社法という法律ができたりしたので、平成18年5月からは設立することができなくなったんだ。」 (設問1)会話中の空欄A・Bに入る語句の組み合わせとして最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1A:合資会社 B:合同会社
- 2A:合同会社 B:合資会社
- 3A:合名会社 B:合資会社
- 4A:合名会社 B:合同会社
正解
4. A:合名会社 B:合同会社
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解説
会社法上、株式会社以外の持分会社には「合名会社」「合資会社」「合同会社」の3種類がある。社員(出資者)全員が無限責任社員である会社が合名会社(会社法第576条第2項)であり、全員が有限責任社員である会社が合同会社(同条第4項)である。両者が混在する会社が合資会社(同条第3項)である。本問の空欄Aは「全員が無限責任社員」なので合名会社、Bは「全員が有限責任社員」なので合同会社となる。よってエが正解。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成22年度 中小企業診断士1次試験 経営法務 第6問 設問1)
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