問題
中小企業診断士は中小企業経営者を支援して、企業のシステム開発プロジェクトに関与することがある。このようなシステム開発のプロジェクト管理で用いる WBS(Work Breakdown Structure)に関する記述として、最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1WBS 作成には、PMBOK が規定した標準作成方法が利用できる。
- 2成果物を得るのに必要な工程や作業について記述する。
- 3担当者の分担に基づいて、WBS を作成する。
- 4プロジェクトの実施段階で、管理資料として作成する。
正解
2. 成果物を得るのに必要な工程や作業について記述する。
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解説
WBS(Work Breakdown Structure)は、プロジェクトの最終成果物を得るために必要な作業(タスク)を、階層的に細分化して定義した構造図であり、イが正解。成果物指向で作業を分解し、最下層は管理可能な単位(ワークパッケージ)にすることで、見積り・スケジュール・コスト・進捗管理の基礎となる。ア:PMBOK(Project Management Body of Knowledge)は WBS の概念・原則・テンプレートを示すが、「規定した標準作成方法」というほど一意的な作成手順は規定していない(業務領域や成果物の性質に応じて柔軟に作成する)。ウ:WBS は成果物を起点に作業を分解するもので、担当者割当(OBS との対応)は WBS 作成後に行う。担当者起点で WBS を作るのは誤り。エ:WBS はプロジェクト計画段階(開始時)に作成し、その後の実行・監視で更新される。実施段階で作成するものではない。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成22年度 中小企業診断士1次試験 経営情報システム 第22問)
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