問題
市場調査において一次データを収集するための調査方法に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
選択肢
- 1インターネットによるサーベイ調査は低コストで短期間にデータを回収できるが、面接法や電話法ほど正直な回答が得られない。
- 2観察調査は客観性と正確性に優れているが、収集できるデータのタイプには制約がある。
- 3グループ・インタビューでは、回答者の反応に応じて機動的な質問ができるが、調査の成否がインタビュアーの力量に大きく左右される。
- 4実験法によって、特定の要因間の因果関係を明らかにすることができるが、その他の要因の影響を統制できなければ実験結果を信頼することはできない。
- 5留置法によってサーベイ調査を行うことによって質問票の回収率と調査結果の信頼性を高めることができるが、調査コストは高くなってしまう。
正解
1. インターネットによるサーベイ調査は低コストで短期間にデータを回収できるが、面接法や電話法ほど正直な回答が得られない。
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解説
インターネット調査は、調査対象者の匿名性が確保されることから、面接法や電話法のように調査員に直接対峙する方法と比較して、回答者は社会的望ましさバイアス(social desirability bias)の影響を受けにくく、むしろセンシティブな質問にも正直に回答しやすいという特性がある。アは「面接法や電話法ほど正直な回答が得られない」とする点で誤りであり、最も不適切。イは観察調査の客観性・正確性とデータ制約のトレードオフで適切。ウはグループ・インタビューでのモデレーターの重要性で適切。エは実験法における他要因統制の必要性で適切。オは留置法(質問票を被験者宅に配布・後日回収する方法)は回収率と信頼性は高いがコストが高いという特性で適切。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成23年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第28問)
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