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財務・会計難易度: 標準2012年度

中小企業診断士 過去問財務・会計 第1問

問題

次の文章を読んで下記の設問に答えよ。 企業価値の評価手法には、伝統的な企業業績評価手法であるデュポン・システムを応用したものがある。これによれば株価は、1株当たり当期純利益と A との積に分解され、さらに1株当たり当期純利益は1株当たり純資産とROEとの積に分解される。こうした会計数値に基づく手法のほか、今日では企業価値評価手法として、キャッシュフローに基づく手法やEVAなどを利用した B といった手法も利用されている。 (設問1) 文中の空欄AおよびBに入る用語の組み合わせとして最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1A:BPS B:資本資産評価モデル
  2. 2A:PBR B:割引超過利益モデル
  3. 3A:PER B:市場株価比較方式
  4. 4A:PER B:割引超過利益モデル

正解

4. A:PER B:割引超過利益モデル

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解説

【空欄A】 「株価=1株当たり当期純利益(EPS)×A」の関係はPER(株価収益率)の定義式そのものである。 PER=株価÷EPS、すなわち株価=EPS×PER。 (BPSは1株当たり純資産、PBRは株価純資産倍率で、株価=BPS×PBRという別の式) 【空欄B】 キャッシュフローに基づく手法やEVA(経済的付加価値)を利用した企業価値評価手法は「割引超過利益モデル(残余利益モデル:Residual Income Model)」と呼ばれる。EVAは資本コストを上回る超過利益を将来分まで現在価値に割り引いて企業価値を求める手法。資本資産評価モデル(CAPM)はリスク資産の期待収益率を求めるモデルであり企業価値評価モデルではない。市場株価比較方式は同業他社のマルチプル比較であってEVAは用いない。 したがってA:PER、B:割引超過利益モデル。よってエが正解。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成24年度 中小企業診断士1次試験 財務・会計 第20問 設問1)

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