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企業経営理論難易度: 標準2012年度

中小企業診断士 過去問企業経営理論 第5問

問題

差別化戦略は競争者に対抗するための基本的戦略の一つである。商品の属性と製品差別化に関する記述として、最も不適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1売り手の信用をもとに安全性を確認するような信用的な属性については、物理的な差異による製品差別化よりも広告や宣伝活動による製品差別化が有効である。
  2. 2購入前に調べてみれば分かるような探索的な属性については、広告や宣伝活動による製品差別化よりも物理的な差異による製品差別化が有効である。
  3. 3実際の消費経験から判断できるような経験的な属性については、物理的な差異による製品差別化よりも広告や宣伝活動による製品差別化が有効である。
  4. 4製品差別化は特定の売り手の製品に関する買い手の主観的な判断をベースとしている。

正解

3. 実際の消費経験から判断できるような経験的な属性については、物理的な差異による製品差別化よりも広告や宣伝活動による製品差別化が有効である。

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解説

商品属性は、購入前に確認できる「探索属性(search attributes)」、実際の使用経験を通じて判断できる「経験属性(experience attributes)」、消費しても確認が困難で売り手への信用に依存する「信用属性(credence attributes)」に区分される。経験属性については、消費経験を通じて買い手自身が品質を判断できるため、広告で品質を訴求するよりも実際の物理的な差異(実物の品質)による差別化が有効である。ウは「広告や宣伝活動による製品差別化が有効」としているため逆で最も不適切。よってウが正解。ア(信用属性は買い手が確認困難なため、広告・ブランド・信用構築による差別化が有効)、イ(探索属性は購入前に物理的差異を確認できるため物理的差別化が有効)、エ(製品差別化は買い手の主観的評価に基づく概念)はいずれも適切。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成24年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第5問)

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