問題
社内ベンチャーは、新事業の創造のために組織化されてきた。社内ベンチャーに関する記述として、最も不適切なものはどれか。
選択肢
- 1社内ベンチャーは、社内に独立性の高い集団を設けて小さな独立した企業のように運営させるが、新しい事業領域での学習のための装置としても適切な組織である。
- 2社内ベンチャーは、新事業の運営について自律感を高め、新事業の推進に必要な心理的エネルギーを生み出す組織としての役割を果たすことができる。
- 3社内ベンチャーは、新事業の運営について、本業や既存事業からの過剰な介入や悪影響を排し、トップダウン型の思考様式から乖離した発想を生み出すことができる。
- 4社内ベンチャーは、ハンズオン型のベンチャーキャピタルに比べ、新事業に対して親企業の関与する程度は低くなる。
- 5社内ベンチャーは、本業や既存事業とは異なった事業分野への進出や根本的に異質な製品開発を目的として設置されることが多い。
正解
4. 社内ベンチャーは、ハンズオン型のベンチャーキャピタルに比べ、新事業に対して親企業の関与する程度は低くなる。
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解説
社内ベンチャーは親企業の組織内に設置されるため、人材・資金・知識・販売チャネルなど親企業の経営資源を活用でき、親企業の関与度は外部のハンズオン型ベンチャーキャピタルよりも構造的に高くなるのが通常である。エは関与の程度を「低くなる」としているため誤りで、最も不適切。よってエが正解。ア(独立集団による新規領域の学習装置)、イ(自律感を高め心理的エネルギーを生み出す)、ウ(本業の介入や思考様式から乖離した発想を生み出す)、オ(既存事業と異質な領域への進出を目的とすることが多い)はいずれも社内ベンチャーの一般的特性として適切。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成24年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第8問)
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