問題
選択肢
- 1合弁企業では現地のパートナー企業の中国人を董事長と総経理に登用して、本国からの社員の派遣を行わないことによって、中国社会や市場への浸透を図る例が多くなっている。
- 2富裕層をターゲットに先進国の高品質で高価格の製品を輸出して、ステイタス・シンボルに訴える顕示的な消費を促している。
- 3ボリュームゾーンと呼ばれる巨大な大衆市場向けに、現地生産による低価格商品を投入して、価格競争を挑んでいる。
- 4有名ブランドながら、中国人好みのデザインや色彩、ネーミングにこだわったきめ細かい現地向けの商品政策を展開している。
- 5流通販売網を独自に整備し、現地の販売拠点に向けて魅力的な報償制度を設けたり、現地販売員に顧客志向のホスピタリティを訓練しながら売り上げを伸ばしている。
正解
1. 合弁企業では現地のパートナー企業の中国人を董事長と総経理に登用して、本国からの社員の派遣を行わないことによって、中国社会や市場への浸透を図る例が多くなっている。
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解説
中国市場で成功している外資企業の一般的な戦略は、現地経営の自律性を高めるために現地人を要職に登用しつつも、親企業の戦略・技術・品質基準を確実に展開するために本国からの社員も並行して派遣し、ガバナンスと現地浸透の両立を図る形である。「本国からの社員の派遣を行わない」とする極端な現地化は実態と異なり、最も不適切。よってアが正解。イ(富裕層向け高価格製品でステイタス訴求)、ウ(ボリュームゾーン向け低価格現地生産)、エ(中国人好みに合わせたきめ細かな商品政策)、オ(現地販売網の独自整備と販売員教育)はいずれも中国市場で成功する外資企業の代表的な戦略行動として適切。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成24年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第10問 設問1)
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