診断士に戻る
企業経営理論難易度: 標準2012年度

中小企業診断士 過去問企業経営理論 第2問

問題

(第10問の文章を読んで、設問2に答えよ。) (設問2)文中の下線部②のリバースイノベーションに関する記述として最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1所得の高い先進国で先進的な技術の製品の普及を図り、その製品のライフサイクルにあわせて、次第に所得の低い途上国への輸出を行い、やがて現地生産に切り替えるイノベーション戦略である。
  2. 2先進国で開発された製品を、途上国の開発拠点で現地向けに開発し直し、現地の生産販売を図りつつ、それを先進国モデルへと進化させるイノベーション戦略である。
  3. 3対抗機種の性能を分析したり、それを分解したりして、技術特性を調査することから着手するイノベーション戦略である。
  4. 4通常とは逆にサプライヤー側からの開発提案を受け入れて、アセンブラーがサプライヤーと共同で製品開発に取り組むイノベーション戦略である。
  5. 5本国の研究開発部門でユーザーフレンドリーな製品の開発を行い、それを現地に持ち込んで、グローバルにイノベーション成果の普及を図るイノベーション戦略である。

正解

2. 先進国で開発された製品を、途上国の開発拠点で現地向けに開発し直し、現地の生産販売を図りつつ、それを先進国モデルへと進化させるイノベーション戦略である。

詳しい解説を見る

解説

リバースイノベーション(Reverse Innovation)は、ビジャイ・ゴビンダラジャンらが提唱した概念で、従来の先進国→途上国へのイノベーション伝播とは「逆」に、新興国・途上国市場のニーズに合わせて現地で開発した製品を、その後先進国市場にも展開していくイノベーション戦略を指す。GEヘルスケアの中国・インド向け低価格医療機器が先進国の地方医療市場に展開された事例などが典型。よってイが最も適切。アは先進国で開発した製品を途上国へ展開する従来型のグローバル戦略(プロダクト・ライフサイクル理論)の説明。ウはリバース・エンジニアリングの説明で別概念。エはサプライヤー主導の共同開発(VA/VE提案など)でリバースイノベーションとは異なる。オは本国R&D主導のグローバル展開で従来型イノベーションの説明。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成24年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第10問 設問2)

中小企業診断士トップ

一問一答・予想問題・まとめノート

企業経営理論の関連問題

この調子で演習を続けよう

スキマ資格では中小企業診断士の全7073問を分野別・難易度別に体系的に学習できます。中小企業診断士は7科目すべてで6割を取る戦略が王道です。