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企業経営理論難易度: 2012年度

中小企業診断士 過去問企業経営理論 第2問

問題

(第17問の文章を読んで、設問2に答えよ。) (設問2)文中の空欄Bにあてはまる記述として最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1企業規模に関する収穫が一定なら、長期平均費用曲線は水平になる
  2. 2企業の規模に限界はないが、その成長率は経営者の学習の速度によって制約される
  3. 3企業の規模は経営者効用が最大化される点まで成長する
  4. 4企業は限界費用と限界収入が一致する点まで、成長することができる
  5. 5長期平均費用曲線が最小となる点と長期限界費用曲線が一致する規模まで、企業規模は成長する

正解

2. 企業の規模に限界はないが、その成長率は経営者の学習の速度によって制約される

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解説

ペンローズ効果とは、企業の成長率には経営者集団の学習や経験蓄積の速度に由来する制約があるという命題である。経営者集団は新規事業の管理や統合に時間を要するため、企業の「規模」自体に絶対的な上限はないものの「成長率」(時間当たりの規模拡大ペース)は経営者の学習速度によって制約される。よってイが最も適切。アは収穫一定下の長期平均費用曲線の話であり経営学ではなく経済学の論点。ウは経営者効用最大化説で、ウィリアムソンらの経営者裁量説に関連するがペンローズの結論ではない。エは限界費用=限界収入は利潤最大化条件であり成長理論ではない。オは長期平均費用最小化点で企業規模が決定されるとする新古典派的説明でペンローズ効果ではない。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成24年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第17問 設問2)

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