問題

選択肢
- 1労働成長率の低下と貯蓄率の低下、いずれによっても減少する。
- 2労働成長率の低下と貯蓄率の低下、いずれによっても増加する。
- 3労働成長率の低下によって減少し、貯蓄率の低下によって増加する。
- 4労働成長率の低下によって増加し、貯蓄率の低下によって減少する。
正解
4. 労働成長率の低下によって増加し、貯蓄率の低下によって減少する。
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解説
ソロー=スワンの新古典派成長モデルの定常状態に関する問題。定常状態は sf(k) = nk(貯蓄=資本の補充)で決まる。 労働成長率 n の低下:nk直線の傾きが緩やかになり、sf(k)曲線との交点(定常状態k1)は右にシフトする。資本・労働比率 k が上昇し、それに伴い労働1単位あたりの生産量 y = f(k) も増加する。 貯蓄率 s の低下:sf(k)曲線が下方シフトし、nk直線との交点が左にシフトする。k が低下し、y も減少する。 つまり「労働成長率の低下によって増加、貯蓄率の低下によって減少」する。よって正解はエ。 これは新古典派成長モデルの基本的な性質で、人口成長が下がると一人当たり資本ストックが厚くなって生産性が高まり、逆に貯蓄率の低下は資本蓄積を遅らせて生産性を下げる、という直観と一致する。よって正解はエ。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成25年度 中小企業診断士1次試験 経済学・経済政策 第11問)
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