問題
選択肢
- 1aとc
- 2aとd
- 3bとc
- 4bとd
正解
2. aとd
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解説
シニョリッジ(貨幣鋳造収入)と期待インフレ率の関係を問う問題。 実質貨幣鋳造収入 = 実質貨幣残高 × 期待インフレ率(≒インフレ税)と表される。期待インフレ率が上昇すると、2つの効果が生じる。 a:期待インフレ率(インフレ税率)が上昇すれば、実質貨幣残高1単位あたりの収入(=期待インフレ率そのもの)は当然引き上がる。正しい。 bは逆の記述で誤り。 c・d:フィッシャー方程式(名目金利=実質金利+期待インフレ率)から、期待インフレ率上昇は名目金利を上昇させる。名目金利は貨幣保有の機会費用なので、貨幣需要は減少する。すなわち実質貨幣残高は減少する。これは実質貨幣鋳造収入の引き下げに作用する(税ベース縮小)。よってdが正しく、cは誤り。 結局、期待インフレ率の上昇は、1単位あたり収入を引き上げる効果(a)と、税ベースを縮小させる効果(d)の両方を持つ。正しいのは「aとd」で正解はイ。これはラッファー曲線的な構造を持ち、インフレ税収には最適なインフレ率が存在する。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成25年度 中小企業診断士1次試験 経済学・経済政策 第10問)
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