問題
選択肢
- 1予備的動機
- 2取引動機
- 3投機的動機
- 4貯蓄動機
正解
1. 予備的動機
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解説
人がお金(貨幣)を手元に持っておきたい理由(貨幣需要の動機)はいくつかあり、その中で「急な出費・もしもの事態に備えて」現金を持っておく動機が「予備的動機」です。 例を挙げると、突然の病気やケガ、家電の故障、冠婚葬祭など、いつ来るか読めない支出に備えて、ある程度の現金を確保しておく行動。これが予備的動機です。基本的には所得が多い人ほど備えとして持つ額も大きくなるので、取引動機と同じく所得に応じて増える(所得の増加関数)と整理されます。 他の動機と区別しましょう。取引動機は、日々の買い物や支払いといった「予定された取引」のために持つ現金で、これも所得が増えれば増えます。投機的動機は、債券などの値動きに備えて持つもので、これだけは性質が違い、利子率に反比例します(利子率が低い=債券価格が高いと、値下がりを警戒して現金で持とうとする)。ケインズはこの3動機を合わせて「流動性選好」と呼びました。なお選択肢の「貯蓄動機」はケインズの3動機には含まれない用語です。「予定された支払い=取引動機、もしもの備え=予備的動機、資産運用の身構え=投機的動機」と3点セットで覚えましょう。
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