問題
選択肢
- 1企業の評判に悪影響が起こる可能性は、戦略的提携における裏切りのインセンティブを抑制する要素となる。
- 2戦略的提携が希少性を有しても、低コストでの代替が可能であれば、その戦略的提携は持続的な競争優位をもたらさない。
- 3戦略的提携によって、新たな業界もしくは業界内の新しいセグメントへ低コストで参入しようとするのは、企業間のシナジーを活用する試みとなる。
- 4戦略的提携を構築する際、その主要な課題はパートナーが提携関係を裏切る可能性を最小化しつつ、提携による協力から得られる恩恵を最大限に享受することである。
- 5内部開発による範囲の経済を実現するコストが戦略的提携によるコストよりも小さい場合、内部開発は戦略的提携の代替とはならない。
正解
5. 内部開発による範囲の経済を実現するコストが戦略的提携によるコストよりも小さい場合、内部開発は戦略的提携の代替とはならない。
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解説
内部開発のコストが戦略的提携のコストより「小さい」のであれば、内部開発の方が経済的に有利となり、戦略的提携の代替(より望ましい代替案)となるはずである。記述は「代替とはならない」としているため論理が逆で、最も不適切。よってオが正解。ア(評判低下リスクが裏切り抑制に働く)、イ(VRIOフレームワークの希少性と模倣困難性)、ウ(提携は新セグメントへの低コスト参入手段)、エ(提携の主要課題はモラルハザード防止と恩恵最大化のバランス)はいずれも戦略的提携の基本論として適切である。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成25年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第4問)
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