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企業経営理論難易度: 標準2013年度

中小企業診断士 過去問企業経営理論 第3問

問題

企業は収益を確保するべく、活動(オペレーション)の効率を高めようとする。オペレーション効率の特徴に関する記述として、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1オペレーション効率とは、ライバル企業と異なる活動を効率的な方法で行うことである。
  2. 2オペレーション効率における競争は、生産性を改善しながら、優れた収益性を長期にわたって企業にもたらす。
  3. 3オペレーション効率の差異がもたらす収益性は、企業間の差別化のレベルに直接的に影響を与えることはないが、コスト優位に影響を与える。
  4. 4オペレーション効率は、企業が投入した資源を有効に活用できるような活動のすべてを指している。
  5. 5オペレーション効率を改善するべく、他社をベンチマークするほど、企業の活動は似通ってくるので、両社の戦略の差異はなくなる。

正解

4. オペレーション効率は、企業が投入した資源を有効に活用できるような活動のすべてを指している。

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解説

ポーターによれば、オペレーション効率(Operational Effectiveness)とは「ライバルと同じ活動をより上手く行うこと」、すなわち投入した資源を有効活用するすべての活動を指す。これは戦略(ライバルと異なる活動を行うこと)と区別される概念である。よってエが最も適切。アは「異なる活動」を行うのは戦略であり、オペレーション効率の説明として誤り。イはオペレーション効率の競争はベストプラクティスの収斂を招き、長期的な高収益性はもたらさない。ウはオペレーション効率はコスト優位だけでなく、迅速・正確・高品質などの提供価値を通じて差別化にも影響を与える。オはベンチマークで活動が似通っても、戦略(活動の組み合わせや独自のポジショニング)の差異が完全に消えるとまでは言えない。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成25年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第3問)

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