問題
選択肢
- 1科学的管理法
- 2人間関係論
- 3官僚制
- 4全社的品質管理
正解
1. 科学的管理法
詳しい解説を見る解説を閉じる
解説
科学的管理法とは、テイラーが提唱した、勘や経験に頼っていた仕事のやり方を科学的な分析に置き換え、生産性を高めようとする管理手法です。彼は「管理の父」と呼ばれ、近代的なマネジメントの出発点とされます。 中心となる仕組みは三つです。第一に、作業を細かく観察・計測して最も効率的な方法と標準時間を割り出す作業の科学的分析(動作・時間研究)。第二に、その分析に基づいて一日の標準的な仕事量(課業)を定め、達成度を管理する課業管理。第三に、課業を達成した人には高い賃率、未達の人には低い賃率を適用する差別的出来高給制度です。これにより、なんとなく働く状態をなくし、効率と賃金を結びつけて生産性を引き上げました。 対比される考え方として、人間関係論は、作業条件よりも職場の人間関係や従業員の感情・モチベーションが生産性を左右すると説く立場で、人を機械的に扱いがちな科学的管理法への反省から生まれました。官僚制は規則と階層で組織を合理的に運営するウェーバーの理論、全社的品質管理(TQM)は全社で品質を継続改善する手法で、いずれもテイラーの作業効率追求とは焦点が異なります。
中小企業診断士トップ
一問一答・予想問題・まとめノート