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企業経営理論難易度: 標準2013年度

中小企業診断士 過去問企業経営理論 第1問

問題

消費者の購買意思決定プロセスにおいては、特定の情報発信型消費者が他の消費者に対して強い影響力を持つことがある。このように情報源としてとくに重視される人々は【A】集団と呼ばれる。 ロジャースによる普及理論は、【B】が特定の製品を採用することが新製品普及の最初のステップであるとしている。ハイテク技術を観察対象としたムーアの研究では、この次の段階にくる初期多数派への普及がいかに速やかに行われるかが製品普及の分かれ道であるという結論が導かれている。この分かれ道は【C】と名付けられた。 オピニオンリーダーとは対照的に製品カテゴリ横断的な幅広い知識を持ち、さらには知識を伝える方法も幅広く持っていることに特徴づけられる情報発信型消費者は【D】と呼ばれている。 文中の空欄A〜Dに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1A:参照 B:イノベーター C:キャズム D:リードユーザー
  2. 2A:参照 B:インキュベーター C:ディバイド D:マーケットメーカー
  3. 3A:準拠 B:イノベーター C:キャズム D:マーケットメイブン
  4. 4A:準拠 B:リードユーザー C:ディバイド D:マーケットメーカー
  5. 5A:ミラー B:リードユーザー C:ディバイド D:マーケットメイブン

正解

3. A:準拠 B:イノベーター C:キャズム D:マーケットメイブン

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解説

Aは消費者が信念・態度・行動の基準として参照する集団のことで「準拠集団(reference group)」と呼ばれる(「参照」とも訳されるが、マーケティング理論の標準用語は「準拠」)。Bはロジャースの普及理論で最初に製品を採用する革新者(市場全体の約2.5%)「イノベーター」を指す。Cはムーアの『キャズム理論』で、アーリーアダプター(初期採用者)とアーリーマジョリティ(初期多数派)の間に存在する深い溝を指す「キャズム(chasm)」である。Dは複数の製品カテゴリにまたがる幅広い市場知識と情報発信能力を持つ消費者で「マーケットメイブン(market maven)」と呼ばれる。よってウが正解。アはAが「参照」、Dが「リードユーザー」(特定領域での先進ユーザー)で誤り。イはB「インキュベーター」、C「ディバイド」が誤り。エはB「リードユーザー」、D「マーケットメーカー」が誤り。オはA「ミラー」、D「マーケットメイブン」だがAが「ミラー集団」という用語はマーケティングで一般的でない。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成25年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第25問 設問1)

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