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経営情報システム難易度: 標準2013年度

中小企業診断士 過去問経営情報システム 第6問

問題

業務に使用する情報処理システムの性能は、その構成方法に影響される。構成方法の選択においては、機器単体の処理能力で判断するだけではなく、信頼性や保守性など多面的な観点から性能の評価を行わなければならない。 情報処理システムの構成方法に関する記述として最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1集中処理システムに比べてクライアントサーバシステムでは、サーバとクライアントに役割の異なる機能を分担させるので、レスポンスタイムが向上し、信頼性も高くなる。
  2. 2集中処理システムに比べて分散処理システムでは、処理を分割して複数のコンピュータに分配し処理結果を統合する必要があるので、オーバヘッドは減少するが、システム全体の故障率は各システムの故障率の和となり信頼性は低下する。
  3. 3シングルプロセッサの集中処理システムにもう一組の処理システムを追加し、デュアルシステムに変更した場合、レスポンスタイムはほぼ半減し、信頼性も高くなる。
  4. 4複数のプロセッサで同時に処理を行うマルチプロセッサによる処理システムでは、シングルプロセッサでの処理に比べてスループットが向上し、信頼性も高くなる。

正解

4. 複数のプロセッサで同時に処理を行うマルチプロセッサによる処理システムでは、シングルプロセッサでの処理に比べてスループットが向上し、信頼性も高くなる。

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解説

マルチプロセッサ構成は複数のCPUで並列処理することで単位時間当たりの処理量(スループット)が向上し、また1つのプロセッサが故障しても他のプロセッサで処理を継続できるため信頼性も高くなる。よってエが正解。アは誤りで、クライアントサーバ構成でサーバとクライアントを分担しても必ずしもレスポンスタイムが向上するとは限らず(むしろネットワーク遅延が加わる)、構成要素が増えるため信頼性も自動的に高くはならない。イは誤りで、分散処理では分割・統合のオーバヘッドはむしろ増加する。また「故障率は各システムの和」「信頼性は低下」は単純化しすぎており、冗長性のある分散構成では信頼性は向上し得る。ウは誤りで、デュアルシステムは同じ処理を2系統で同時実行し結果を照合する高信頼性構成であり、レスポンスタイムは半減せず信頼性向上が主目的。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成25年度 中小企業診断士1次試験 経営情報システム 第6問)

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