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経済学・経済政策難易度: 標準2014年度

中小企業診断士 過去問経済学・経済政策 第7問

問題

投資理論に関する記述として、最も不適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1ケインズ型投資理論では、企業は資本の限界効率がゼロとなるところに投資水準を決める。
  2. 2資本の限界生産物は資本の水準が高まるにつれて逓減すると仮定すれば、新古典派の投資理論では、資本の使用者費用の増加は投資を減らすと考えられる。
  3. 3資本の限界生産物は資本の水準が高まるにつれて逓減すると仮定すれば、新古典派の投資理論では、生産技術の進歩による資本の限界生産物の増加は投資を増やすと考えられる。
  4. 4投資の加速度原理では、GDP の成長が高いときには投資も増えるとされる。

正解

1. ケインズ型投資理論では、企業は資本の限界効率がゼロとなるところに投資水準を決める。

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解説

「最も不適切なもの」を選ぶ問題。ア誤:ケインズ型投資理論では、企業は「資本の限界効率=利子率」となる水準で投資を決定する(資本の限界効率がゼロではない)。資本の限界効率は投資の予想収益率を意味し、これが市場利子率(資金調達コスト)と等しくなる点まで投資が行われる。よってアが不適切で正解。イ正:新古典派投資理論(ジョルゲンソン理論)では、資本の使用者費用(利子率+減価償却率など)が増加すると最適資本ストックは減少し投資が減る。ウ正:技術進歩により資本の限界生産物が増加すると、最適資本ストックが増え投資が増加する。エ正:加速度原理では、GDP成長率と投資が比例し、成長が高いと投資も増える。投資理論の各学派の前提条件を整理して理解することが重要。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成26年度 中小企業診断士1次試験 経済学・経済政策 第7問)

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