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経済学・経済政策難易度: 標準2014年度

中小企業診断士 過去問経済学・経済政策 第17問

問題

下図は、標準的なエッジワース・ボックスであり、左下に A さんの原点、右上に B さんの原点がとられている。横軸は A さんにとっての財 X の量 xA と B さんにとっての財 X の量 xB を意味し、縦軸は A さんにとっての財 Y の量 yA と B さんにとっての財 Y の量 yB を意味している。図中にある A さんの無差別曲線は A さんの原点に近い側から UA1,UA2,UA3,UA4 となっている。B さんの無差別曲線は B さんの原点に近い側から UB1,UB2,UB3,UB4 となっている。点 C、点 D、点 F、点 G は、A さんと B さんの無差別曲線が接する点であり、これらの点を結んだ軌跡が右上がりの実線として描かれている。この図に関する説明として最も適切なものを下記の解答群から選べ。
経済学・経済政策の図表

選択肢

  1. 1B さんにとって、点 G は、点 E よりも効用が高い。
  2. 2B さんにとって、点 G は、点 I よりも効用が高い。
  3. 3点 C、点 D、点 F、点 G はパレート最適であり、これらの点を通過する右上がりの実線は「契約曲線」と呼ばれる。
  4. 4点 C と点 D は、A さんと B さんの双方にとって無差別である。
  5. 5点 D は、点 G に比べてパレートの意味で効率性を改善する配分である。

正解

3. 点 C、点 D、点 F、点 G はパレート最適であり、これらの点を通過する右上がりの実線は「契約曲線」と呼ばれる。

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解説

エッジワース・ボックスと契約曲線の問題。両者の無差別曲線が接する点はパレート最適(誰の効用も下げずに他者の効用を上げられない配分)。これらの点を結んだ軌跡が「契約曲線」と呼ばれる。よってウが正解。ア誤:Bさんの原点(右上)に近いほどBさんの効用は低い。GとEを比較するとEの位置情報が不明だが、Bにとって原点(右上)から遠いほど効用は高く、近いほど低い。図からは判定困難または誤り。イ誤:図中でIは契約曲線外の点で、Bにとって無差別曲線の位置に依存。一概にGより低いとは言えない。エ誤:CとDは別々のパレート最適点で、両者ともに同じ効用ではない(むしろ両者の効用の組み合わせが異なる)。オ誤:D・Gはともに契約曲線上の点(パレート最適)で、両者間でパレート改善は不可能。契約曲線とパレート最適性の関係を理解することが重要。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成26年度 中小企業診断士1次試験 経済学・経済政策 第17問)

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