診断士に戻る
経済学・経済政策難易度: 標準2014年度

中小企業診断士 過去問経済学・経済政策 第18問

問題

下図は、完全競争下の企業の総費用曲線と総収入曲線を示したものである。この図に基づいて利潤曲線を描いたものとして最も適切なものを下記の解答群から選べ。
経済学・経済政策の図表

選択肢

  1. 1ア(原点から右上がりに増え、上に凸で頭打ちする曲線)
  2. 2イ(原点から右上がりの直線)
  3. 3ウ(マイナスから始まり、生産量で正に転じてピークを迎え、その後再びマイナスに向かう山型曲線)
  4. 4エ(正の切片から右下がりに減少しマイナスへ向かう直線)
  5. 5オ(マイナスの切片から始まり、徐々に右上がりに加速する曲線)

正解

3. ウ(マイナスから始まり、生産量で正に転じてピークを迎え、その後再びマイナスに向かう山型曲線)

詳しい解説を見る

解説

完全競争市場での利潤=総収入TR−総費用TC。図の総費用曲線は原点近くからS字型に上昇し(変動費の収穫逓減から逓増へ)、総収入曲線は原点から右上がりの直線(価格×数量)。利潤の形状を考えると、生産量0では固定費分のマイナス(TR=0、TC=固定費)、生産量増加に伴いTRがTCを上回るところで利潤プラスに転じ、TR−TCが最大となる点(最適生産量)で利潤ピーク、さらに生産量が増えるとTCの逓増でTRがTC以下となり利潤が再びマイナスに向かう。よって利潤曲線は「マイナスから始まる山型曲線」のウが正解。ア誤:原点から始まらない(固定費でマイナス始まり)。イ誤:直線ではない(TCがS字のため)。エ誤:右上がりに増えてから減るのが正しく、単純な右下がり直線ではない。オ誤:右上がりに加速するのではなく途中でピークを迎え減少へ転じる。完全競争下の総収入・総費用と利潤の関係を理解することが重要。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成26年度 中小企業診断士1次試験 経済学・経済政策 第18問)

中小企業診断士トップ

一問一答・予想問題・まとめノート

経済学・経済政策の関連問題

この調子で演習を続けよう

スキマ資格では中小企業診断士の全7073問を分野別・難易度別に体系的に学習できます。中小企業診断士は7科目すべてで6割を取る戦略が王道です。