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財務・会計難易度: 2014年度

中小企業診断士 過去問財務・会計 第2問

問題

現在A社は、全額自己資本で資金調達しており、その時価は10,000万円である。A社は毎期600万円の営業利益をあげており、この営業利益はフリー・キャッシュフローに等しい。MM理論が成り立つものとして、下記の設問に答えよ。 (設問2)(設問1)のようにA社が資本構成を変化させたとき、法人税が存在する場合、資本構成変化後のA社の企業価値はいくらになるか。最も適切なものを選べ。ただし、法人税率は40%とする。

選択肢

  1. 19,960万円
  2. 210,000万円
  3. 310,040万円
  4. 410,800万円

正解

4. 10,800万円

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解説

法人税が存在する場合のMM理論(修正MM理論)では、企業価値=無借金時企業価値+(負債額×法人税率)が成立する(負債の節税効果)。無借金時企業価値(VU)=10,000万円、負債2,000万円、法人税率40%。借入後企業価値=VU+(D×t)=10,000+(2,000×0.4)=10,000+800=10,800万円。よって正解はエ。負債利息は損金算入により節税効果(タックスシールド)をもたらすため、その永久価値(D×t)だけ無借金時企業価値より企業価値が増大する。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成26年度 中小企業診断士1次試験 財務・会計 第15問 設問2)

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