問題
選択肢
- 1受動型(reactor)戦略をとる企業は、経営者がトップダウンで明確な戦略を示すことができないため、社内ベンチャーのようなボトムアップからイノベーションが生まれるような制度をもっている傾向が高い。
- 2探索型(prospector)戦略をとる企業の企業者的問題は、新製品市場の開発と新市場の創造にある。そのために柔軟に試作的な技術を追求し、中央集権的な統制システムを採用する。
- 3分析型(analyzer)戦略をとる組織が直面する企業者的問題は、既存の製品―市場分野の維持と新しい製品―市場分野の開発のバランスをとることにある。そのために、応用研究分野で複数のコア技術を持ち、安定性と柔軟性のバランスをとる組織構造が必要とされる。
- 4防衛型(defender)戦略をとる組織が直面する企業者的問題は、既存の事業領域を積極的に維持することである。そのためにコアとなる技術以外にもイノベーションを追求し、有機的管理システムを採用する必要がある。
正解
3. 分析型(analyzer)戦略をとる組織が直面する企業者的問題は、既存の製品―市場分野の維持と新しい製品―市場分野の開発のバランスをとることにある。そのために、応用研究分野で複数のコア技術を持ち、安定性と柔軟性のバランスをとる組織構造が必要とされる。
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解説
マイルズ&スノーの戦略類型のうち、分析型(analyzer)は既存事業の安定維持と新規事業の開発の両立を企業者的問題とし、応用研究中心の複数コア技術と、安定性・柔軟性双方を満たすマトリックス的組織構造をとる。よってウが正しい。アは受動型は環境変化に場当たり的に対応するだけで、ボトムアップ・イノベーション制度を持つとは限らず誤り。イは探索型は柔軟性が必要で「分権的」統制を採用するため「中央集権的」は逆。エは防衛型は安定した既存事業領域を守るためコア技術に集中し「機械的管理システム」を採用するため、「コア以外もイノベーション」「有機的管理」は誤り。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成26年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第15問)
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