問題
さらに、ASEANや中国などへは中堅・中小企業が独自に進出することも珍しくない。 (設問2)文中の下線部のような進出の理由として最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1近年、進出企業の多いベトナムでは、外資優遇策、低廉な工業用地、質の高い勤勉な若い労働力などが外資を引き付けているが、概して産業インフラが十分に整っていない場合が少なくない点に注意が必要である。
- 2これらの地域では既に多くの日本企業が進出しているので、それらの企業を通じて原材料や中間財のほとんどすべてを必要な量だけ安価に現地調達でき、また、現地国にも供給企業が多数存在するので、安定した操業を確保できることが進出の魅力になっている。
- 3中堅・中小企業では商社をパートナーにした海外進出が多く見られるが、これは商社を通じて不足する海外進出ノウハウを補完できることや、自前で現地市場情報を直接に入手したり、海外進出のノウハウを習得できるなどのメリットがあるからである。
- 4東アジアでは急拡大する現地市場が外資に開放されているが、注目の集まる中国では流通網が整っているのでそれを利用したマーケティング活動が可能であることが、中堅・中小企業の中国進出に拍車をかけている。
正解
1. 近年、進出企業の多いベトナムでは、外資優遇策、低廉な工業用地、質の高い勤勉な若い労働力などが外資を引き付けているが、概して産業インフラが十分に整っていない場合が少なくない点に注意が必要である。
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解説
ベトナムなどASEAN諸国は外資優遇策・低廉な工業用地・質の高い若い労働力で外資を引き付ける一方、電力・道路・物流などの産業インフラが十分に整わない場合も少なくないという両面を正しく述べており、アが最も適切。イは原材料や中間財の「ほとんどすべて」を安価に現地調達できるとする点が過大で誤り。ウは商社活用と自前のノウハウ習得を同時に主張し論理が整合せず適切でない。エは中国の流通網が当時十分整備されていたとは言えず、進出理由としての説明が適切でない。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成19年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第9問 設問2)
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