問題
選択肢
- 1官僚主義的なコントロールとは、規則や基準、階層構造や合法的権威にもとづき、業務遂行のプロセス中での組織メンバーの行動を統制することをいう。
- 2クラン・コントロール(clan control)は、組織文化や帰属意識、伝統などの社会的特性を利用して行動をコントロールすることで、不確実性が高く変化が速い環境で重要になる。
- 3市場コントロールは、組織内部の部門のコントロールには利用できないが、市場における価格競争が組織の生産量や生産性を評価する時に有効である。
- 4予算管理システムや事業部門の目標管理に基づく管理者の報酬システムは、市場コントロールの有効なサブシステムである。
- 5リーダーが従業員の知識や裁量を行使する範囲を明確に設定できない場合には、従業員自身に自己目標を設定させ、自らの成果を監視させる自律的コントロールが有効である。
正解
2. クラン・コントロール(clan control)は、組織文化や帰属意識、伝統などの社会的特性を利用して行動をコントロールすることで、不確実性が高く変化が速い環境で重要になる。
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解説
オオウチらが提唱したクラン・コントロールは、組織文化や共有価値観、帰属意識、伝統など社会的特性によって行動を規範づける手法で、業務が複雑で不確実性が高く目標も曖昧な環境で有効とされる。よってイが正しい。アは官僚主義的コントロールは規則・階層・合法的権威で「結果」を統制することを含むが、プロセス中の行動統制という限定は狭い解釈。ウは社内振替価格や利益責任センター制度など、市場コントロールは組織内部にも適用される。エは予算管理や目標管理は「官僚的・行動的コントロール」の一種で、市場コントロールではない。オは自律的コントロールが有効になるのは知識・裁量範囲の設定の問題というよりタスクの性質が複雑で標準化困難な場合で、表現がやや不正確。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成26年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第14問)
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