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企業経営理論難易度: 標準2014年度

中小企業診断士 過去問企業経営理論 第2問

問題

変化する環境に効果的に適応していくためには、組織を戦略的に変革することが必要となることがある。一般に戦略的に組織変革を進めていくプロセスを、組織変革の必要性を認識すること、組織変革案の創造、組織変革の実施・定着という段階に分けて考えることができる。 (設問2)いかに優れた変革案が作成されても、実際にその変革を実施し、定着させる過程で様々な混乱や抵抗が生じることがある。組織変革の実施・定着段階に関する記述として、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1既存の組織内で権力を持っていた集団が新しい組織案ではその権力を失ってしまうことに抵抗を示す可能性があるので、そのような権力集団を排除する必要がある。
  2. 2望ましい組織変革案を支持するメンバーに対して、ボーナス、給与、昇進などの報酬を与え動機づける必要がある。
  3. 3変革の実施段階では、非公式のコミュニケーションルートを様々なうわさや妨害情報が流れるので、非公式な情報ルートを遮断し、公式なコミュニケーションを徹底することが重要となる。
  4. 4変革を自己に有利な形で利用して権力を握ろうとする集団が登場することがあるため、混乱が収まるまで新しい組織案を提示しないようにしなければならない。

正解

2. 望ましい組織変革案を支持するメンバーに対して、ボーナス、給与、昇進などの報酬を与え動機づける必要がある。

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解説

組織変革を定着させるには、変革案を支持し推進してくれるメンバーに対して報酬・昇進などのインセンティブを与え、変革行動を強化することが効果的である。よってイが正しい。アは既存権力集団を「排除」するのは反発を強めて変革を頓挫させる原因となり、むしろ説得・補償・配置転換などで取り込む方が望ましい。ウは非公式コミュニケーションは情報伝達やフィードバックの重要なルートで「遮断」は不可能かつ不適切。エは混乱が収まるのを待って新組織案を出すのは変革の機会を逃すことになり、むしろ早期の方向性提示と対話が必要。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成26年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第21問 設問2)

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