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企業経営理論難易度: 標準2014年度

中小企業診断士 過去問企業経営理論 第3問

問題

消費行動の分析においては、一般的に消費者個人ではなく、家族という社会単位、あるいは家計という経済単位が基本的な分析の単位として用いられる。消費行動を分析する視点には、3つの代表的アプローチがある。それらは、ライフサイクル・アプローチ、ライフスタイル・アプローチ、ならびにライフコース・アプローチである。 (設問3)「ライフコース・アプローチ」に関する記述として、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1Fさんは、アメリカ人の夫とともに英会話による学童保育施設を開業した。これはDINKS型ライフコースを選択する家族の増加を受けてのことである。
  2. 2ライフコース・アプローチでは、近年着目される「絆」の重視や「家族回帰」を通じた家族や友人グループの中での合意に基づいた集団的な意思決定の影響が尊重されている。
  3. 3ライフコースの概念では、ライフイベントごとの選択のあり方が個々の人生の道筋の多様化を生み出すとされている。これら選択の多様化によって、社会人教育や婚活(結婚活動)など新たな消費機会が生まれる。
  4. 4ライフコースの複雑化により、年齢別労働力率曲線にみる女性の年齢階級別の就労状況は「V字曲線」と呼ばれるようになっている。

正解

3. ライフコースの概念では、ライフイベントごとの選択のあり方が個々の人生の道筋の多様化を生み出すとされている。これら選択の多様化によって、社会人教育や婚活(結婚活動)など新たな消費機会が生まれる。

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解説

ライフコース・アプローチは、進学・就職・結婚・出産・転職など各ライフイベントでの選択が個々の人生の道筋を多様化させるとする視点で、その多様化が社会人教育や婚活など新たな消費市場を生み出す。よってウが正しい。アはDINKS(Double Income No Kids)は子供のいない共働き夫婦で、英会話学童保育の主要顧客は子供のいるファミリーであり、ロジックが矛盾。イはライフコース・アプローチは個人の人生の道筋の多様化に着目するもので、集団的意思決定の重視は中心概念ではない。エは日本の女性年齢別労働力率は出産・育児期に低下し復帰する「M字曲線」と呼ばれる。「V字曲線」は誤称。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成26年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第30問 設問3)

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