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経済学・経済政策難易度: 2017年度

中小企業診断士 過去問経済学・経済政策 第12問

問題

無差別曲線は、一般に、原点に対して凸型をした右下がりの曲線である。しかしながら、その形状は消費者の好みなどによって変わることがある。下図のような形状(垂直な平行直線)の無差別曲線に関する記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
経済学・経済政策の図表

選択肢

  1. 1Aさんは、喫茶店でコーヒーを1杯飲むとき、必ず角砂糖を2個だけ入れる。このとき、X財をコーヒー、Y財を角砂糖とした場合の無差別曲線は図のようになる。
  2. 2Bさんは、発泡酒が大好きであるが、どのブランドでもよいと思っている。このとき、ある2つのブランドの発泡酒をX財、Y財とした場合の無差別曲線は図のようになる。
  3. 3Cさんは、ゴルフに興味があり、野球には興味がない。このとき、X財をゴルフの観戦チケット、Y財を野球の観戦チケットとした場合の無差別曲線は図のようになる。
  4. 4Dさんは、その日の気分により、お昼におにぎりとパンのどちらかを選んで購入する。このとき、X財をおにぎり、Y財をパンとした場合の無差別曲線は図のようになる。

正解

3. Cさんは、ゴルフに興味があり、野球には興味がない。このとき、X財をゴルフの観戦チケット、Y財を野球の観戦チケットとした場合の無差別曲線は図のようになる。

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解説

図はX軸(X財)に対して垂直な平行直線群で、効用がX財の量のみに依存しY財の量に依らない(Y財は効用に寄与しない財)状態を表す。これは「Y財は無関心な財(または嫌悪なし)で、X財だけが効用を生む」ケース。ア誤:完全補完財(コーヒーと砂糖を1:2で消費)の無差別曲線はL字型。イ誤:完全代替財(ブランド無差別)の無差別曲線は右下がりの直線。ウ正:ゴルフ(X財)には関心があり野球(Y財)には無関心なら、効用はX財量のみに依存→垂直線群。エ誤:おにぎりかパンかどちらか一方を選ぶ状態は「完全代替」または角点を持つ凹型で、垂直線群ではない。よって正解は「ウ」。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成29年度 中小企業診断士1次試験 経済学・経済政策 第12問)

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