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経済学・経済政策難易度: 2020年度

中小企業診断士 過去問経済学・経済政策 第17問

問題

農業保護を目的とした農家への補助金政策の効果を考える。下図において、Dは農産物の需要曲線、Sは補助金交付前の農産物の供給曲線、S′は補助金交付後の農産物の供給曲線である。政府は、農産物1単位当たりEFまたはHGの補助金を交付する。この図に関する記述として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。 a 政府が交付した補助金は四角形ACFEである。 b 補助金の交付によって、消費者の余剰は四角形ABGEだけ増加する。 c 補助金の交付によって、総余剰は三角形EFGだけ増加する。 d 補助金の交付によって、農家の余剰は四角形BCFGだけ増加する。
経済学・経済政策の図表

選択肢

  1. 1aとb
  2. 2aとc
  3. 3bとc
  4. 4bとd

正解

4. bとd

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解説

補助金交付により供給曲線がSからS′へ下方シフト。新均衡点はGで、価格はAからBへ下落し、数量は増加。a誤:補助金単価EF(または同じ大きさのHG)×新数量=四角形BCFG(またはEHGB)が補助金総額。ACFEは正しくない範囲。b正:消費者余剰は価格下落で四角形ABGE分だけ増加する。c誤:政府支出が消費者余剰と生産者余剰の増加分の合計より大きいため総余剰は減少し、三角形EFGは「死荷重(増加分ではなく損失)」を表す。d正:農家(生産者)の余剰は四角形BCFG(または対応する領域)だけ増加する。よってbとdの「エ」が正解。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 令和2年度 中小企業診断士1次試験 経済学・経済政策 第17問)

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