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経済学・経済政策難易度: 2020年度

中小企業診断士 過去問経済学・経済政策 第21問

問題

2部料金制の考え方によれば、電力やガスなどの産業では、政府が補助金の交付をしなくても最適な生産水準が達成される。下図には、需要曲線D、平均費用曲線AC、限界費用曲線MC、限界収入曲線MRが描かれている。この図に関する記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
経済学・経済政策の図表

選択肢

  1. 1最適な生産水準はQ₀となり、消費者が均等に負担する基本料金は、四角形OP₀EQ₀である。
  2. 2最適な生産水準はQ₀となり、消費者が均等に負担する基本料金は、四角形P₀EBCである。
  3. 3最適な生産水準はQ₁となり、消費者が均等に負担する基本料金は、四角形OP₀GQ₁である。
  4. 4最適な生産水準はQ₁となり、消費者が均等に負担する基本料金は、四角形P₁FGP₀である。

正解

2. 最適な生産水準はQ₀となり、消費者が均等に負担する基本料金は、四角形P₀EBCである。

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解説

電力・ガス等の規模の経済が働く自然独占産業では、限界費用MC=需要価格Dとなる点で生産すると配分効率は最適化されるが、価格=限界費用<平均費用となり企業は赤字。2部料金制では「従量料金=限界費用」で価格を設定し、固定費補填分は「基本料金」として消費者全員から徴収する。P₀=MC=Dの交点Eが最適生産水準Q₀。固定費=(平均費用-価格)×数量=(Bの高さ-P₀)×Q₀=四角形P₀EBCが消費者の負担する基本料金となる。よって正解はイ。Q₁(MC=MR点)は独占企業の利潤最大化点で社会的最適ではない。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 令和2年度 中小企業診断士1次試験 経済学・経済政策 第21問)

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