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経済学・経済政策難易度:

中小企業診断士 一問一答経済学・経済政策 第311問

問題

銀行の貸出を通じて最初の預金の何倍もの預金が創造されるプロセスを何というか?

選択肢

  1. 1信用創造
  2. 2乗数効果
  3. 3量的緩和
  4. 4金融仲介

正解

1. 信用創造

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解説

銀行がお金を貸し出すことで、最初に預けられた金額の何倍もの預金が世の中に生み出されていく仕組みを信用創造といいます。流れを追うと分かりやすいです。誰かが100万円を銀行に預けると、銀行は一部を準備金として手元に残し、残り(仮に90万円)を別の人に貸します。借りた人はそれをまた別の銀行に預け、その銀行はさらに81万円を貸す…。これが連鎖していくと、現金は最初の100万円でも、帳簿上の預金総額は何倍にも膨らみます。 この倍率は預金準備率の逆数でおおよそ決まり、準備率が10%なら理論上は最大で元の10倍まで預金が増える計算になります。銀行が単なる金庫ではなく、貸出を通じてお金そのものを生み出す存在だという点がポイントです。混同しやすい乗数効果は、投資や政府支出が所得を何倍にも増やすマクロの波及効果で、お金の流れではなく所得の連鎖の話です。量的緩和は中央銀行が市場から国債などを大量に買って資金供給を増やす金融政策、金融仲介は資金の余っている人から足りない人へお金を橋渡しする銀行の基本機能を指し、それぞれ信用創造とは別概念です。

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